亜脱臼などで様子見している期間の注意点、必要な物をまとめました。
1.様子見・亜脱臼
【注意すること】
赤ちゃんの足がM字に開脚するように気をつけましょう。
だっこをするときは「コアラだっこ」をし、抱っこひもは足が開くタイプの抱っこひもを使いましょう。
スリングは足を横から押さえつけることになるので、オススメしません。
赤ちゃんの足の動きを妨げないよう、きゅうくつなおむつや衣類は着せないようにしましょう。
ベビーカーは足を開いて乗れるA型を使い、おしりが沈み込んだり足を揃える形で乗るベビーカー(B型、バギー型)は避けましょう。
向き癖がある場合は、脱臼がひどくなるのを避けるため、体の下半分にタオルを入れる、向き癖の反対から話しかけるなどして、反対側を向かせるようにしましょう。
(向き癖と反対側の膝がたってしまい、脱臼しやすくなります)
【必要な物】
A型ベビーカー
足をしっかりと広げることができるよう、座面が平らで広々としているベビーカーを使いましょう。
すでにA型でないベビーカーを買ってしまった場合は、レンタルやリサイクルで探しても。
ベビー布団
おしりが沈み込まないように、少し固めの寝具を用意しましょう。
窒息防止にもなるので、一石二鳥です。
抱っこひも(エルゴ・ダクーノなど)
足がM字に開くので、股関節脱臼の赤ちゃんにぴったりです。
エルゴ
ダクーノ
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通院時には……
授乳ケープ・ほ乳瓶・お湯・ミルク
小児整形外科は混んでいることが多いので、待ち時間が長くなりがち。
いつでも赤ちゃんに授乳できるように、授乳ケープを持って行くと便利です。
ミルクの赤ちゃんの場合、多めにお湯やミルクを用意していくと、ミルクが足りずに慌てなくてすみます。
おむつかえグッズ
おむつかえグッズも、なるべく多めに持っていきましょう。
着替え
診察の時におしっこを漏らしてしまうことがあるので、1~2組ほど持って行くといいと思います。