ギプス・ぶかぶか装具の時の注意すること・必要な物
【注意すること】
牽引、徒手整復、手術のいずれの場合も、ギプスを巻いたあとは様子を見て、ギプスのままで退院します。
患部は保護されているのでそれほど神経質に注意することはありません。
【必要なもの】
Sサイズのテープ式おむつとLまたはビッグサイズのテープ式おむつ
ギプスを巻いてからは、ギプスの中に着けるおむつ(実際におしっこやうんちをキャッチするもの)と、おむつカバーとしてギプスの外側につけるものが必要です。

ギプスの外側に、おむつカバーとしてLサイズのテープ式おむつを着けています。
ギプスの中に着けるおむつはSサイズのテープ式おむつ、ギプスの外に着けるおむつはL~ビッグサイズのテープ式おむつがちょうどいいでしょう。
介護用体ふき
ギプスをしている間はお風呂に入ることができないので、蒸しタオルで体を拭いてあげましょう。
介護用の清拭剤や洗い流さなくていいシャンプーがあると便利です。
薄めたお酢を入れたスプレー
手術直後は傷口の化膿を防ぐために、抗生物質を投与されるので、うんちがゆるくなりがちです。
ただでさえ、ギブスでおむつかえがしにくい状態の上、うんちがゆるゆるなので、ギプスにうんちやおしっこがついてしまう場合も。
ギプスにうんちやおしっこのニオイがついてしまった場合は、薄めたお酢をスプレーしてあげるとニオイがすっきり消えますよ。
ベビーラック
先天性股関節脱臼の手術をする頃は、ちょうど離乳食の時期に重なることが多いです。
退院後はギプスのまま座れるように、座面の幅の広いベビーラックがあると便利です。

座面が広めのベビーラック。片足を手すりに引っかけるようにして座らせました。
うちが使っていたのは、このタイプです。